☆にゅ~にゅ~のひとりごと

2010年3月乳がんope 医療人にして乳がん一年生。治療の記録や患者としての日々を綴ります。

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無力感

担当患者さんが 亡くなられた




ひとには

もって生まれた天命というものがある

どんなに真面目に生きているひとも

どんなに極悪非道な悪人でも

ひとには

神様から与えられた天命というものがある



命には限りがあって

いつか 皆 その時をむかえる


そのことは わかっているはずなのに


それでも


まだ幼く小さなからだで

辛い治療や手術に耐え

毎日毎日を

一生懸命に生きようとしていた

私の担当患者さん


どんなときでも

家族にとって

天使のような存在だった


この世に生を受けて

まだほんの数年しかたたないのに

あまりにも 神様は残酷だ


余命を宣告され

生きる時間が限られてるとわかっていても

どうか 神様 まだ連れていかないでと

祈らずには いられなかった

一日でも長く生きてほしいと

願わずには いられなかった


元気に回復した

この患者さんの成長を見守りたかった


あどけない寝顔、

車椅子での散歩をねだる声、

大好きな新幹線を見て はしゃぐ姿


もっともっと いろんなことを

経験させてあげたかった


どこにもぶつけられない悲しみと

反面、よく頑張ったねと

幼い患者さんを 誇りに思う気持ちと


やりきれなさと無力感とで

どうしょうもない夜

真っ暗な夜空から 落ちてくる雨が

私の瞳の奥の涙も 誘ってくる





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  1. 2014/10/05(日) 23:23:55|
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