☆にゅ~にゅ~のひとりごと

2010年3月乳がんope 医療人にして乳がん一年生。治療の記録や患者としての日々を綴ります。

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80歳

今日は
父の誕生日

毎年、アルコールをプレゼントしていた


この震災で

父の酒量が増えた

ストックしている酒が
あっという間になくなる

飲まなきゃやってらんない的な夜の余震

仕方ないかな…


でも今日は

帰り道にまだ開いていた
有名な最中屋さんやケーキ屋さんに残っていた
羊羹、米粉のロールケーキとパウンドケーキでお祝いしよう


酒はそのうちね‥

お父さん
いつもありがとう
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  1. 2011/03/29(火) 18:32:52|
  2. 日々徒然
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震災から二週間

あっという間の二週間だったように感じます


あの日から気を張り詰めて過ごしてきました

忘れ去りたい気持ち
虚無感に襲われる時間
訳もなく涙がでてしまう瞬間

自分は脆い人間なんだと悲しくなることもあった

なんだろう

一年前

がんこさんになった時に抱いた感情とは明らかに違う



ここいらで
誰のためでもなく
ただ自分のために
カラダとココロを労ろう

確かに
私より非情な境遇の方々がたくさんいらっしゃる
だから、色々とガマンするのは当然のこと…

そう思っていた

でもそれは

間違った考え方だそうで

精神科医が言っています

『自分が健全でいられてこそ自分以外の全てに有形無形の支援を続けていけることになる』と



今これからが
長い再生の道

一歩づつ
できることを続けていくために

自分を労ろう
  1. 2011/03/26(土) 08:01:20|
  2. 震災
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震災から9日

時間は流れています

三連休中日

今私は
業務用携帯に寄せられる患者からの問い合わせに応じたり原発で避難民になった患者を案じる位しか出来ず、無力感に襲われています

何もしてあげれないことに涙がでて止まりません

昨夜はそういう感情に襲われたことが辛く紛らわすために酒をあおっていた情けない状況です


術後、飲んでいなかっただけに余震も酔いの感覚もおんなじ‥
体がふわふわしています


不眠不休で働いている医療人を観るにつけ自分の無力さに情けない感情が日々募るばかりです


知人とも未だに連絡がとれずにいます

患者や家族の前では元気でいないといけない
元気なふりもしないといけない…

使命感が強かったり、志気が高い医療人ですが、自分自身の感情を吐露したり泣いたり話したりできる環境が必要です

心も体も満身創痍‥限界の医療人は私をふくめてたくさんいると思います


東北人の粘り強さで、今の状況を乗り越えるしかないと頭ではわかっていても自分自身のカラダとココロには無理せず我慢せず正直でありたいと思います



震災当日に術後一年を迎えました

寒さが続いたり
家の壊れた物をかたずけたり
日用品や食料品が底をついたり
ライフラインもまだ復旧していなかったりで

創部は痛いし
リンパ浮腫がひどくなったり
熱がでたりと
カラダは正直に反応しています

連休中は自分の生活に集中して
踏ん張るエネルギーを蓄えようと思います




★被災した全ての方々へ★


東北人の根性で
粘り強く諦めず挫けず
みんなで支え合って
声をかけあって
一緒に
できることから始めましょう

時間はかかっても
必ず絶対に
私たちの東北を
取り戻しましょう
  1. 2011/03/20(日) 13:24:27|
  2. 震災
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2011年3月11日

その日

術後一年目を明日に控え

一年で体験した治療に思いを巡らせながら

「乳がん一年生も進級だな」

「いただいた命のもうひとつの誕生日だな」

と晩餐メニューを考えるはずだった


午前中からの目まぐるしい業務をこなし、やっと昼食を済ませた午後3時前

それは突然だった

その日までの揺れには
慣れっこになっていて

若い女性事務員と
「また来ましたね」と初めは余裕だった

ところが

なかなか揺れがおさまらない

そのうち
横揺れ・突き上げられるような揺れ・ぐるぐる回されるような揺れに襲われ、建物五階にある職場の部屋の出入り口ドアを押さえるのに精一杯だった

その時間はどれだけだったんだろう

天井のエアコンの扉がバタバタと開く音

書棚がバタッと倒れる音
メリメリと壁にひびが入る音

向かいの職場の食器がガチャガチャ割れる音

病児保育園の子どもたちの鳴き声

女の人たちの悲鳴

事務員の子の
「怖いよ~怖いよ~」の声


揺れの最中にも

もう一人の事務員は大丈夫か
術後間もない患者は大丈夫か
患者の付き添い家族は大丈夫か
帰宅途中の外来患者は大丈夫か

そんなことを考えながらも死を覚悟した時間だった

自分の家族と朝に会わずに出勤してきたことが悔やまれた


揺れがおさまり辺りをみると

壁の一部は剥がれ落ち

足の踏み場もない悲惨な状況と化していた

机上の書類棚は崩れ落ち
パソコンは倒れ

コンセントも抜けていた

直ぐに院内PHSも携帯も不通になった

自家発電になり断水の状況になった


入院中の患者や付き添い家族の無事を確認し、事務員を帰宅させた後
その日から翌日午前まで外来トリアージに従事した

外来待合室のソファーを簡易ベッドにし、次々にくる患者や帰宅困難者の対応に追われた

目の前で起きていることが映画で観た光景だった

どこか絵空事のようで
悪い冗談に巻き込まれたかの錯覚すら感じた

職員も患者もそれぞれの立場で淡々と協力し合って朝を迎えた




我が家も部屋の中は悲惨な状況だったが、家族や友人の無事が確認できた


電気や携帯の電波もやっと通じるようになった今日
初めてテレビ報道を観た

ことばがない


乳がん二年目を迎える日に

あらためて命をいただいた気がする

今、私が

日本人としてできること

医療人としてできること

精一杯にしていこう


そして

大事に生き抜こう
  1. 2011/03/16(水) 17:49:49|
  2. 震災
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今一度

いかん
いかん

また忙しいことにかまけて

いろんなこと

自分にとって
大事であると思えることが

後回しになったり
投げやりになったり
適当になったり
してしまっている

それだけ
体力がついたのだろうけど

また
今のような
自分を忘れがちになるような
生活をしていたら

同じことの繰り返しに
なってしまいそうだ


手術日の朝に
病室から見えた
青空を見ながら
誓ったこと…

忘れかけていた…



現実の投げやりなまでの今の生活にかまけて

大事なこと
忘れてしまいそうだった




初心忘れるべからずだね
  1. 2011/03/07(月) 07:17:45|
  2. 乳がん一年生
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